原宿は祖父の代からご縁あって、生まれ育ってきた街。私にとっては大切な故郷です。
小さな頃からの様々な記憶と共に、5年前に原宿駅前再開発事業で実家の両親と民族ならぬ親族大移動した出来事も、懐かしい思い出に変わっていることに、今日気が付きました。
実は、引越し前日から今日まで「故郷が無くなってしまった…」と言う思いで、二度と訪ねられない場所になっていました。
小学生の頃から「クラスでひとりだけ卒業式にも泣かない子」と言われたりしていました。でも、それは泣かないのではなくて、泣けなかっただけのこと。泣きそうなことに直面すると、向き合う心の準備ができるまで、その感情に蓋をしてしまう。きっと人より少しだけ?長く蓋を開けるために時間が必要なのだと思います。
今日は、実家跡地で新しい風景に出会え、新しい事に一歩踏み出す心の準備ができました。
Comments